素敵なヒーロー!

□素敵なヒーロー( 'ω'o[4]o
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まもり視線

鋭ちゃんが出ていった扉を見つめながらはぁーっと私は小さなため息をはいた。

あまり恋愛に良い思い出は無く、主に最後…悲しい別れ方したし…
思い出さないでおこう!

お待たせした瀬呂くん起こして治療しないと!

あぁーもう緊張するー!もうもうもう!

私乙女すぎぃいいい!!

「瀬呂くん?起きて〜」

瀬呂くんの肩を優しく叩く…はぁー!!!恥ずかしい

瀬呂「…んぁ…?」

眠たそうに目をぱちぱちして私を見つめる瀬呂くん

恥ずかしいけど何処を怪我しているのか見るとそんなに目立った怪我もなく過擦り傷程度だった

鋭ちゃん見てるから尚更かな?

でも…ねぇー?w

瀬呂「俺…寝てたか…ごめんごめん。」

「うっ!大丈夫だよ!こちらこそ遅くなってごめんね」

油断していたのでうっ!とか言っちゃった…

そして申し訳なさそうに腕を出して

瀬呂「ここが少し痛くてよ」

うわぁ…
ヒーロースーツの肌露出部分に少し傷があった

よし〜

「じゃあ傷見えるように見せて」

傷を手で覆うとリングが青く光傷を治していく

「ふぁ〜」

下を向いて欠伸をしてしまった…なんてこったい

瀬呂「どうしたー?眠いのか?」

瀬呂くんは笑いながら聞いてきた

「この回復個性使い過ぎると眠たくなるの…昨日徹夜してしまったし…自分の首締めちゃった」

エロ漫画読んでてとまらなかったのさ…絵が好みで…!ゴホン

「まだまだ使いこなせなくて…でもちゃんと眠気覚ましアイテムあるよ!」

笑いながら瀬呂くんに言う

瀬呂「お前も大変だな…」

瀬呂くんはポリポリと空いてる方の腕で自分の頬をかく

「あっ!そうだ!さっきいつから寝てたか覚えてる?」

ここだ…ここが1番大事なんだ…!!
聞かれても良かったけど…なんか気になるじゃ?
顔は治療の腕の方を向いているけど目線だけ瀬呂くんを見る

瀬呂「あぁ〜狸寝入りでほとんど聞いてたw」

な ん だ と

「はっず!!なんか恥ずかしい…!!はい、もう治療終わり終わり!」

瀬呂「早くね!?数秒かよっ!!」

まだ完治してなかったけどオールマイト絆創膏を貼って少し距離を取って顔の火照りを取る

誰か!助けて!?w

瀬呂くんの背中を押して追い出した(笑)

誰か来るかわからないから壁にもたれている椅子に座って待っとこ…

……ね…む…ZZZZZ
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