素敵なヒーロー!

□素敵なヒーロー( 'ω'o[7]o
1ページ/6ページ

まもり視線

ガサガサ

勝己とのお昼ご飯じゃんけんに負け私は勝己と便乗してきた野郎共のご飯を買って教室に戻っている最中

大きな袋を両手に2つと紙袋を抱いて
あいつら…覚えておけよ…と心の底に秘めながら

私は怪我してから数日お母さんに怪我を治してもらい完治。
今日の朝ホームルームで委員長と副委員長決めてたらしいけど私は病院に行き不参加
結果委員長が出久くんに、副委員長はやおももに

私的には顔から委員長感バリバリの飯田君の方が…w

ガサガサ

「おい」

背後から声が聞こえ振り返ると轟くんが立っていた

まだ食堂近くの教室前で人も多い
荷物が人に当たるから早く教室戻りたい…すいません…

轟「それはお前の分か?」

まもり「えっ?」

違うー!こんなに食べないよ!?

まもり「他の男連中のご飯もあるよ!」

真っ赤になった顔を隠せないからバタバタする私

すると轟くんが近付いてきて

ガサガサ

2つの大きな袋を持ってくれた
私は紙袋を1つだけ

まもり「轟くん!どっ!どうして」

轟「普通女1人で持つ量じゃーねぇーだろ」

まもり「…!!」

轟きゅん…!!!!

まもり「そんな!いいって!本当に!」

轟「気にするな」

まもり「気にするってー!!」

ノロノロ歩く私に歩くスピードを合わせて歩いてくれる轟くん

まじ紳士…皆見習えよ…
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ