ONEPIECE長編[夕暮れの約束]
□1.元2番隊隊長
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今の俺の調子?
....あぁ、とてつもなく悪い!
少し前に彫った刺青がむず痒い。
俺はそんな事だけじゃ不機嫌になんてならねぇし、最も俺はまだ心の広い方だと思う。
じゃあなんで不機嫌か、って?
それはなぁ....
「まだ不機嫌なのか末っ子!いい加減諦めろって!」
「諦めろってなんだよ!ただ2番隊の前の隊長知りたいだけじゃねぇか!なんで誰も教えてくれないんだよっ」
「まぁまぁ、もう教えてやってもいいんじゃねえか?こいつにとっては唯一の同い年だしな」
「なんだよイゾウー、コイツが想像だけであいつに惚れたりしたらオレっち困るっ!」
いい歳してこんな口調のサッチと最初は二度見したくらい女見てぇな顔のイゾウ。
そんな2人の言っていることが俺には少し理解出来なかった。
惚れる....?
「惚れるって、俺男に興味なんてねーよっ」
そう言葉にすると、イゾウとサッチは同時に俺を見て爆笑する...
って、どこが面白いんだよ!
「エース、それは勘違いだ。お前が気になる前撮り隊長は生粋の女だよ。クククッ」
お、んな....?
それを聞いて驚いた表情をした俺の顔を見て2人はまた腹を抱えて笑い出した。