BOOK

□HERO
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(ハル)






志田「運命の人に会ったぞ!」



そう言いながら走ってくる愛佳
愛佳が”まさに私のタイプ!やっと見つけた!”と言って見してくれた子は長濱ねるちゃんと言うらしい



『可哀想に、また愛佳のおもちゃが増えたのか』


志田「今回は割とガチだって!運命だもん」


織田「いつも言ってるじゃん(笑)」


『愛佳の十八番。この前まで遊んでた茜はいいの?』


志田「茜は幼馴染だから!何もしてない!そう言うハルだって白石先輩と別れたって言ってたじゃん」


『うるせーな色々あったんだよこっちは!そんで愛佳の運命の人やらは?』


志田「そうだ!聞いてくれたまえ諸君」


『「御意」』



どうやら運命の人、ねるちゃんとの出会いは街で迷子になってたねるちゃんを助けてあげたらしくそこで見た目がタイプだったらしく押しに押して明日一緒に遊ぼうとなったらしい



志田「今日遊ぶから紹介してあげるよ」


織田「今日バイトだから無理」


志田「なんだよ!ハルはもう強制参加だからね」


『はいはい』


織田「ハル報告よろしく」


『任せとけ』




大学が終わり織田とバイバイをしてねるちゃんと合流するところに行く




志田「いた!ねる!」


長濱「っあ、愛佳!」



愛佳が呼びねるちゃんがこちらに走ってくる
うん、だいぶ可愛い
今まで愛佳って結構綺麗系の人たちが多かったから可愛い系はなかったなーなんて思っているとねるちゃんがずっとこっちを見ていた。



志田「あー今日一緒に行くって言ってた友達だよ」


『如月ハルです』


長濱「・・・っあぁー!!」



いきなり自分の顔を見て大きな声で叫んだねるちゃん
愛佳が”っえ、知り合いなの?まさかハルがもう手を出してた子?”なんて言ってるけど全くもって記憶にない



長濱「如月ハル」


『・・・ん?』


長濱「ううん、なんでもないけん長濱ねるです。ねるってよんでね」



そう言いながらこちらに握手を求めてきたねる
なんで叫ばれたのかもわからないけどとりあえず”自分もハルでいいよ、よろしく”と言って握手をした
その後は3人でゲームセンターに行きバスケをしたりバッティングしたりしてご飯を食べに行き帰る頃にはすっかり意気投合していた



志田「週末に飲み行こうよ!」


長濱「よかよ、ハルもくる?」


『うん、行くよ』


志田「じゃあねるの友達も誘ってみんなで行こう」


長濱「うん!予定聞いて見る。また連絡するね」


志田「うん、待ってるね!またね!」


『お疲れ!』



”お疲れーまたね!”と言い電車から降りるねるを見送る
愛佳の元にねるから連絡が来てねる達は3人でくると言うことなので織田を誘い飲み会に向かうってゆうのに織田の支度が全然おわんねー(笑)



志田「早くしろよー」


『織田おせー』


織田「愛佳とハルは慣れてるかもしんないけどこっちは初参戦なんだからな!ちょっと待ってて!」



高校の時に女子校に行ったことがきっかけで今まで女子に困って来たことはなかったそれは愛佳も同じで高校の頃から3人で一緒にいてその中でもなぜか織田だけはモテなかったことは3人のネタで今でも笑う




織田「できたよ!」


『織田、その服装はない』


志田「一緒に歩きたくないんだけど」


織田「友達だよね?そんなゆう?もう友達辞めてやるからな!」


『とりあえず全部脱げ、そんでこれ着ろ』


織田「ちくしょー、センスいいから反論ができん。よしできた」


志田「よっしゃじゃあ行こう!」




”出発進行!”なんて大きな声を出して張り切っている織田にはしゃぎ過ぎるなよと忠告し待ち合わせ場所へと向かった







愛佳が先頭きってお店に入っていき”お待たせ”といって席に着く
座った時に視線を感じ前を向くと目の前の子と目が合う
目が離さないでいると向こうが”っは”として視線を落とした



あれ、どっかであったことあったけ?



考えていてもわかんなくて隣の織田が”やばい可愛いよ”とだらしない顔をしながら肩をたたくから”いてーよ”と言いながらわちゃわちゃしていたら愛佳に”うるさいはしゃぐな”と怒られた



「っふふ(笑)」



自分悪くないやんと思いつつ目の前の子に笑われた恥ずかしさで織田の肩をとりあえず殴っておいた
 





志田「お疲れ!久しぶりだねー」


長濱「この前遊んだばっかやん(笑)ハルもお疲れ様」


『お疲れっす』


織田「めっちゃ可愛い」


『織田、ハメ外すなよw』


志田「友達でよかったでしょ?w」


織田「友達でよかったです!」



ねるが連れてきた友達はみんな可愛い



長濱「長濱ねるです。今日はよろしくー!」



ねるは相変わらず元気だなと思う、見てると癒されるけどふわふわしてる見た目と違って意外に力が強くてびっくりしたっけ(笑)



小林「小林由依です。お願いします」



織田の前に座っていた子は由依ちゃん
ねるが”ゆいぽんて呼んであげてね”と言うと織田が隣で”天使が舞い降りたゆいぽん可愛すぎてもう死ぬ”
なんて言っているけど確かに可愛い



「渡邉理佐です。」




そう言いながら頭を下げた理佐ちゃん
顔がちっちゃくて肩くらいまでのショートカットで外ハネ
やばい・・・めっちゃタイプ




志田「はいじゃあこっちも自己紹介するね、志田愛佳です。んで隣が「織田です!」


織田「織田奈那って言います!」


『がっつきすぎだろ織田(笑)如月ハルですよろしく』


「「・・・」」


『織田のせいで引いちゃってるじゃん』


織田「っえ、私のせい?」


長濱「ゆいぽんも理佐も人見知りやねん(笑)」」


織田「そうなんだ」


志田「とりあえずご飯と飲み物頼もう」


『そうだね』



ねるやゆいぽんと一緒にメニューを見ている理佐ちゃんの横顔を見ていた



志田「ハル見過ぎ(笑)」



ニヤニヤして愛佳が見たきたからうるせーと言いながら柄にもなく緊張してきてとりあえず落ち着かせようと思いお酒を頼んだ
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