□似た者同士
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※会話文のみ。長男と三男の会話。



「十四松に彼女が出来たんだって」
「ぶっ、な、何言ってんのおそ松兄さん。今日はエイプリルフールじゃないけど…」
「いやぁ、最近この辺に引っ越してきた**ちゃんっているだろ。昨日一緒にいる所を見ちまったんだよ」
「トド松と見間違えたんじゃなくて?あの十四松が僕らより先に彼女なんて…」
「トド松に聞いたら十四松の彼女だって」
「ホワッツ!?」
「兄ちゃんより先に彼女作るなんてなぁ」
「…ちょっと待って。十四松ってどんなデートするの」
「昨日は喫茶店にいた」
「あぁ、意外と普通なんだ」
「その様子を窓から眺めてたんだけど、十四松って触手できるじゃん?それ**ちゃんもやってたんだよ」
「**ちゃん何やってんの!?何で出来るの!?」
「十四松が教えたらしいけどな!」
「いやいやいや可笑しいでしょ、普通は教えられても出来ないって!それに何でお前はドヤ顔してんだ!」
「その後は二人で服屋に入ってペアの服買ってた」
「ちくしょうリア充め」
「それで店から出てきたら二人して腕出てねぇんだよ。ぶらんぶらん。まだ買ったばっかで新しいってのに、あれはマジで笑ったわ」
「何でだよ!十四松の袖っていつも一松が直してる所見るけど、気付くと何故かああなるんだよな…」
「あれは異次元」
「不可思議」
「その後は何か話しながら街をブラブラして、夕方になってから公園に移動してたな」
「(青春かよ)」
「なんか木登って、速さ競ってた」
「小学生か!」
「しかも**が提案してたように見えたんだよなぁ」
「**ちゃんて僕らが知らないだけで十四松なの?もう一人の十四松なの?」
「その後また少し経ってからうちに来て…あ、チョロ松は疲れて先に寝てたから知らないだろうけど、**ちゃんそのまま泊まってさぁ。さっきから上で聞こえてくる二つの奇声と奇音って十四松と**ちゃんなんだよ」
「何時もよりうるさいのはそのせいか!」


______
「**!!木だ!!のぼろ!!」「うん!きょーそーしよ!」



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