□誘拐されました
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※リク。会話文のみの5話パロ。梨じゃない。


「お前らの所の**さんは俺が誘拐した!返してほしかったら今までのツケを耳揃えて全部返しやがれ!」


「や、やばいよ皆!」
「朝からうるさいよチョロ松兄さん」
「そうだよ、まだ朝の12時だよ」
「**ちゃんが誘拐された!」
「は?」
「え?」
「…誰に」
「遂に**のハートを誘拐してしまったか、はぁ…罪な俺を許してくれ…」
「誘拐したのはカラ松だそうだ。十四松、卍固め」
「オッケーーー!!」
「ちょっと皆!**ちゃんが誘拐されたんだって!ふざけてる場合じゃないよ!」
「でも俺達どうしたら良いんだよ」
「もしかして身代金とか?」
「チビ太が言うには、ツケ代として溜まった百万を返せって…ああどうしよう!僕達の所為だ!」
「僕、この前パチンコで勝ったから結構金あるよ」
「俺も昨日、競馬で当たったから金ならあるよ」
「…猫の餌代節約すれば」
「**を思えばこの服とサングラスを売るぐらい…」
「俺は**をさがしに行くーーー!!」
「俺も売れるもの売って足しにするよ。あと足りない分は母さんに相談しよう」


ガラリ

「ニート達、ご近所さんから沢山の種類の林檎を分けて頂いたわ。さぁ食べなさい!」
「「「「「「わーりんごー!」」」」」」

「…はっ!」
「どうしたのおそ松兄さん」
「このキラキラに輝く赤色、そして未だ若さを残す青色、更に系統の異なる黄色……そうだ、俺達はこの林檎のように**ちゃんを助けるんだ」
「いや、意味分からないから」
「じゃあ僕ピンクー」
「ふっ、俺は大人の男の色気を醸し出す青だ」
「え??なに??」
「十四松はそうだな、やっぱお前は黄色だな」
「俺きいろーーー!!」
「で、一松は紫」
「は、何勝手に決めてんの」
「俺が赤で、チョロ松は緑な。俺達六つ子改め、俺達六つ林檎!これ食ったら**ちゃんを助けに行くぞ」
「おいこら!こんな林檎の被り物した奴等に助けられる**ちゃんの身にもなってみろ!」


「わー、此所のお刺身美味しいね」
「そうだろ!へへっ」
「それにしても、皆から全然連絡ないなぁ」
「そ、そうだな…その、気にすんなよ」
「どうせ馬鹿なこと考えてるんでしょ。大将、日本酒おかわり!」


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六つ子…むつご…むつりんご…



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