夢
□しゃっくり
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※会話文のみ。
「ひっく」
「＊＊ちゃん大丈夫？」
「だいじょひっく」
「うん、大丈夫じゃないことは分かった」
「うう、胸が苦しいよ」
「10秒間息を止めると治るらしいよ」
「10秒…」
「うん」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…ひっく」
「駄目だったね」
「しゃっくりって百回すると死ぬって言うよね。今までありがとうトド松大好きだよ」
「この世の終わりみたいな顔しないでよ！それ迷信だから！」
「それにしても、ひっく、ずっとだと結構辛いよ」
「うーん、他には何かないかなぁ」
「あ、驚かされると治るっていうの聞いたことがある。トド松、今から私を驚かせて」
「それ言っちゃってるから驚かないんじゃないかな」
「ひっく、早く」
「もう、仕方ないなぁ…
わあああああああああ！！」
「…」
「…」
「…え」
「…」
「何それ」
「だから言ったじゃん！」
「ひっく」
「全然治らないね」
「キスしたら移るとかないかな」
「そんな風邪じゃあるまいし、って＊＊ちゃん」
「ん」
「何してるの」
「キスしようとしてるの」
「なんで！」
「一回で良いから！一回だけで良いから、ひっく、お願いします！」
「え、ちょ、力強いんだけど…んっ」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…治ったぁ！」
「え、本当に？良かったね＊＊ちゃん」
「うん、ありがとうトド松！大好き！」
「あはは、良かっ…ひっく」
「え」
「あれ」
「本当に移った」
「＊＊ちゃん」
「あの、私用事を思い出しまして…」
「＊＊ちゃんだけなんて、僕許さないよ」
「ご、ごめんなさいっ…！」
「逃げないでね」
＿＿＿＿＿
えんどれするーぷ。