09/19の日記

15:44
お知らせ
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今回の長編更新分は震災時の話になります。
最近の執筆は、なんとなく年代別に更新しています。
その中での2011年の出来事。
書くか飛ばすか、とても悩みました。
きっと、まだ5年も経ってなければ書かなかったと思います。
でも今なら、そこまでの描写は書かずに書いていけるかな?と思い決めました。
あの震災時、嵐の存在に救われた方達は数え切れない程いる。
そんな出来事を例えフィクションの小説の中でも、飛ばしたくなかったのです。


驚いたのは、あれから8年も経ったのに当日のことを鮮明に覚えていること。
都内にいた私でさえそうなんだから、東北の方々はもっとだと思います。
もう8年、ではなく、まだ8年なんだな…と思い知りました。


ただの大きな地震だと思っていたのに、数時間後に信じられないような光景を見たのをよく覚えています。
都内のオフィスで働いていましたが、目の前のビルが柔らかい建物のように左右に揺れていた。
デスクの下で泣いてる人や、鳴り響く館内放送。
繋がらない携帯電話に、帰れない夜。
コンビニの商品は何もなくて、残されたお菓子を買った。
会社に泊まっていると、深夜に震災の影響での仕事が一気に来て。
こんな時まで働くのか…と驚いたり。
私なりの記憶ですが、当時のことを思い出しながら書きました。
もし気分を害したり、不快に思われる方がいたらごめんなさい。
私は被災者ではないので、もしかしたら軽視したような描写があるかも知れません。


しばらく震災の流れの話は続きますが、震災自体の描写は今回更新分のみとなります。

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