毎日を塗りつぶせ

□友達の友達はすでに友達
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「あっ!桃井ちゃんだおつかれー」
「まなちゃん!おつかれ!」

さつきと部活に向かってたら、知らない女子が寄ってきた。おっぱいねえな。

「そっちの黒人はだれ?」
「黒人じゃねえ!出会い頭そうそう失礼なヤツだな誰だよ」
「宮牧まなだよ!おい名を名乗れ黒人!」
「大ちゃん!ほら挨拶して!」

色黒とかはよく言われるけど初対面で黒人とか言われるのは初めてだ。失礼極まりない女だな!

「あーめんどいヤツだな...青峰だ、青峰大輝」
「黒峰じゃなくて?」
「こいつ!マジイラつくけどどーなってんださつきィ!!!」
「もー大声出さないでよ...まなちゃんは私の友達!」
「さつきも友達を選ばなくなったな...」
「ちょっと何その言い方!まなちゃんいい子なんだから!」

さつきがプンスカって感じで怒ってるけど、自分の思ったことを素直に言って何が悪い。宮牧まな、顔はそこそこいいけど性格がダメだ。おっぱいねえし。

「そうだぞガングロ!やろうと思えばお前より色黒になることだってできるんだからな!」
「....部活行くかー」

こういうイミフなヤツは無視が1番だ。部活やって忘れるか。

「えっあっ...ちょっと待ってよ大ちゃん!」
「おい戦う前に逃げるのか!男らしくないな!もっと熱くなれよ!」



「...てな感じで、今日は失礼で訳の分からんヤツと知り合った。ほんとなんだったんだあいつ」
「面白い人ですね」


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