02/19の日記

23:10
将軍暗殺篇 感想
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何周遅れって感じなんですが、やっと書くことができました。攘夷組好きの私にとって今回の長篇は漫画でも見るのが辛かった話だったので、いざアニメで観るとなるともう胸がぎゅと締め付けられました。


改めて観て思ったのは、銀さんは松陽先生の死を乗り越えてたわけじゃなくて、胸の奥深くにずっと隠してたんじゃないかなっと言うことです。映画版の紅桜篇を観た時に桂さんが世の中を一番恨んでるのは銀時だ、と言うような事を言っていたことから何となく想像はしてたんですが、今回の将軍暗殺篇でそれがよりいっそう強くなりました。だから紅蜘蛛篇でも一国傾城篇でもあんなに感情を露にしたんだろうなと。

そもそも銀さんってシリアスパートだとあんまり泣かないんですよね。怒はだしても哀は表に出さないというか。そんな銀さんが一人になったとき、ふと松陽先生のことを思い出した時の顔を想像したらホント漫画のページ捲れなくなりました。


それに対して高杉さんはその逆でずっと松陽先生の死を背負ってきたんじゃないでしょうか。だからこそ自分を止められなくって、だからこそそんな自分を力ずくでも止めてほしかったんじゃないかなと。祭りの時に銀さんをふっかけてみたのも、紅桜篇で桂さんと銀さんを煽ってみたのも、きっとそれの一つなんじゃないかなと今になって思いました。

結局、高杉さんが恨んでるのは世界とかそんなことじゃなくて、他でもない自分のことだったんじゃないでしょうか。でも救われた命を自分でたつことなんて出来ないからその矛先を彼らに向けた、みたいな感じで。そして今回に繋がったんだと思います。


二次創作をやっている身なので、録画を観ながら(2回目)夢主の動きも2パターンほど考えてはみたんですが、どっちも鬱ルートというか暗ルートというか重くて正直書けるか不安になりました。というか元々夢小説にあるまじき甘さの長編なのにこんな話で需要あるのか?いや、ないよね。 と思わず自問自答しちゃいました。とりあえずまだ長編で将軍暗殺篇までいきつくのには時間もあるし、もう1ルートぐらい考えようと思います。


なんだか、長々とグダグダの文章でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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