V6 のーまる
□愛の告白
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坂「ほら、これ。」
そういって昌行から手渡されたのは、もうすぐ始まるV6のコンサートのチケット。
どうやら今回は最終日の日らしい。
『そうか、もうすぐだったっけ。』
坂「ああ、またしばらく家をあけるけど。」
そういって、少し申し訳なさそうな顔をする。
『そんないつも申し訳なさそうな顔しないでよ、昌行は好きでその仕事やってるんでしょ?』
なら、それでいいじゃない。
そう言ってほほ笑む名前。
坂「…いつも留守の間、家を守ってくれてありがとう。」
そっと、名前のことを抱きしめた。
わかってるよ、と言わんばかりに名前も昌行の背中に手を回した。