V6 びーえる
□いつも通りの君がいい
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健「ごお?」
…ーー俺は今の状況がよくわかっていない。
今日は久しぶりのOFFで、家でゆっくりしようかと思っていた。
そしたらインターホンが鳴って。
剛「はーい、っと…
って、誰もいねえじゃん。」
カメラを見てみると、誰もいない。
いたずらかと思ったら、またインターホンが鳴った。
それでもやっぱり姿は見えていない。
剛「ちっ、誰だよ…」
せっかくのOFFなのに、と内心イライラしながらドアノブを回してドアを開けた。
誰かいるのか、と思って左右を見てみたが誰もいない。
と、その時。
「ごお?」
下から、聞き覚えのあるようなないような声が俺を呼んだ。
そっと視線を下に下げる。
そこには、小さくなった健らしき子供がいた。