コイノヤマイ

□カルテ24
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「と、とにかく!やめましょう!!お前もだ、悟天!」

口調が強くなるトランクスに

「何だよー。ちょっと想像しただけじゃん。」

という悟天の言葉に、トランクスは顔を引き攣らせると

「そうだぞ、トランクス。想像するくらいなら許されるぞ。まぁ、ホントにして欲しいのはやまやまだけどな。」

更にいやらしい笑顔を浮かべるヤムチャに、トランクスが思わず拳を握り締めると

「あ、もしかして・・・。トランクスの想像が1番激しかったりして!トランクスって意外とムッツリなんだね!」

というその一言で、トランクスの溜まってたイライラは頂点に達し

「悟天!!」

と、一瞬大きく膨らんだその気に、祭りを楽しんでいた気を感じることの出来る者は何事かと、一斉にトランクスの方を向くのだった。

「じょ、冗談だよ、トランクス・・・!」

と、顔を引き攣らせる悟天に、その場にいたヤムチャも

「わ、分かった・・・!この話しはもう止めよう・・・。」

と、取り繕う様に言い、話しを打ち切ったのだった。



「もう!トランクスったら!」

リンゴ飴を手に、トランクスたちの居る方を睨むパンに

「どうしたの?」

と、メディカとマーロンは首を傾げ、ブラは涼しい顔でリンゴ飴の甘さを堪能している。

すると後ろから

「おい、トランクスの奴どうかしたんか?いきなり気が大きくなったから、驚ぇたぞ。」

呑気な声が聞こえ、女子4人が振り向くと、さっき縁台で寝転がっていた悟飯と悟天によく似た人物が、パンと同じ方を見ながら立っていた。
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