一軒
□禁断?
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「あらら?始業式早々遅刻ですか?桜木君。」
「あ。」
見つかった。
保健室で休んでればバレないと思ったのに。
よりにもよって担任とか何なの。
「日向センセ、おはよー。」
「だから、下の名前で呼ばないでくださいって何回も言ってるでしょうが。」
仮にも先生ですよ?
と頬を膨らまして怒るこの白衣の天使…先生は、天津日向(アマツ ヒナタ)先生。神様みたいな名前だと、毎度思う。
「お、日向センセおこなの?おこなの?」
馬鹿にしたように煽ると、日向センセからするどいチョップが飛んできた。
「そんなこと言ってないで早く始業式に出なさい。」
「ごめんなサーイ!」
体育館へ向かうと見せかけーの、自分のクラスへ直行!!
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