沖田総受け1
□淫乱カルテット
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銀時が割り箸を持って笑う。そこへ神威が「いーねー」と拍車をかける。他のものもこのふたりがやる気ならもう引かないだろうと思い、割り箸をひく。
「…はいはーい。俺王様」
「仕組んだだろ。」
赤い首のついた割り箸を銀時が振り回す。
「俺ひいたの最後だもーん。じゃあ…2番、今から奴隷!」
「……奴隷ってなんですかィ」
「おまわりさんか。2番。」
沖田はため息をつくと、2番と書かれた割り箸を投げた。
「で、奴隷って?」
「じゃあ手始めに、スク水来てもらおーかな」
銀時がグレーの布を懐から出す。
「は…ちょ、ま」
動揺する沖田だが、土方、神威、高杉はなんとも言わない。
「っ…てめーら仕組んだな」
「なんのこと?ほらほら王様の命令は絶対、はやく着替えて」
沖田は一刻もはやくここを逃げたかったが、この面子と人数相手には部が悪すぎる。舌打ちをしてスクール水着を受け取った。
「どうせ減るもんじゃあるめぇし、いいでさ。」
「ここで着替えろよ」
高杉がニタニタと命令を下す。沖田は「後で覚えてろィ」と彼らを睨むと上半身を顕にした。
「うは、ソーゴ肌綺麗」
「あたりめぇだろ。」
「なんでお前が威張っちゃってんの!」
舐めるような四人の視線に半ば呆れ、半ば恥辱にかられる。どうせ男同士だ。裸なら銭湯でよくあることじゃねぇか。沖田はそう言い聞かせ一気に全裸になると、スク水を広げだ。