ふれあい

□キスと嫉妬
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主はキスが好きで、
たまに口寂しいみたいで

僕にも執拗にねだってくることがある。。

今日も休憩の時間では、
だっこの催促。


これは催促の来る可能性が高い

さて、いつくるかなー、、とさにわの姿を見つめ、話を聞きながら、過ごしていると

「石切さんとこぎもいっぱいくれるんだ」



え、、


僕以外にも、、?





「でも一番好きなのは、、やっぱり」

「まって、主。」

え?

いつもと変わらない顔を向ける主。

この顔が、愛しさにとろける瞬間を見せたのか、、
この唇に触れた者が他にも、、


主。
ぎゅっと手首を掴み引き寄せる。

主はそのまま、胸に倒れこんできた。

僕に対しても、小さなそのからだ、

この小さな体に触れたのか、、

どうしたのみつた


ああ、主。


「よそ見はだめだよ」




その小さな唇にかみつくようにキスをした。。




「ふ、、、ん んん、?、んんうー!」



主もいつもと違うキスにすぐさま戸惑ってるみたいだ。

でも今日は、まだ

離してあげない。


唇をくっつけて、

舌の裏。表

口内の壁
上、、下、
左右

隅まで、

歯の内側、


ゆっくり、なぞり、

舌を絡める。


はじめは手のひらでぱしぱししていた主の手が、、徐々に静まる。
声も静かに
ゆったりとした攻めを受けとめるだけ

小さく、息の音がするだけ
になった。

苦しいのもあって、頬は既に熱くなっている。


一度止めると

み、みっ、、?

赤い頬。
開いた唇。

はあはあと息をして、口が閉じられないみたいだ。


まだ、とキスしようとすると、

も、もう、いっぱい、、

まってと制される。。


まだ

主、
僕だけをみてよ、
よそ見なんて考えられないように、、
もっともっと

渦巻いた感情は

まっ、、
再び待ってと言おうと開いた唇に

息を吐かせずまた塞いだ


んー、ん、、、

主の手は動かない。見つめる目はまっすぐ僕を見てから、ぎゅっととじられる。


ぺろり、ぺろりと絡む舌先に集中して

主のくちも動く

耳を手で覆ってなにも、、
ぼくの動く音だけを聞かせて


感覚にとらわれて、




そう、そうだよ。

僕だけを感じて。

すごく気持ちよさそう。
もっとあげるから。
よそ見しないで



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