短編小説U

□小林由依親衛隊
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「それでは始めます。」
「まかせてください。」
「第15回!!」
「「「「小林由依会議!!!!」」」」


午後8時。とある場所で恒例となったこの会議に参加しているのは、自称小林由依親衛隊である織田奈那、志田愛佳、長濱ねる、齋藤冬優花の四人だった。


織「それではまず報告をしましょう。愛佳。」
愛「いえす。今日一緒にご飯食べたんだけどさ…」
ね「え〜ずるいー。ゆいぽんを独り占めしないで。」
愛「へっへ〜ん早い者勝ちだもんね〜」
織「続けて。」
愛「それでさ、なんと!由依ったらご飯粒を…」
ね織「「ええ!?」」
愛「つけてたんだけど自分で気付いて取っちゃったんだよ〜」
織ね冬「「「…」」」
愛「え、しょうがなくない?だって気付いちゃったんだもん。」
織「まぁそこが可愛いんだけどね。普通は人に取らせるところを自分だとるっていう、あぁさすがぽんちゃん…」
ね「とってあげたかったー」
冬「…」(あれ。私ってなんでここにいるんだっけ?)
ね「でも私今日いい想いしたもんね〜」
愛「あぁ?」
織「気になる〜早く言って。」
ね「は〜い。今日ね、レッスンの途中でね、あの完璧っぽいゆいぽんが!ステップを間違ったの!!」
織愛「「な、なんだって!?」」
冬「へー珍しいねあの由依が…」
ね「でね、それを私に見られたことに気付いたの。」
織「ぽ、ぽんちゃん…!!」
ね「なんて言ったと思う?」
愛「『い、いやちがっ…間違ってないし…』」
織「『…』無言で通す。」
冬「え?私も?…『たまたま』みたいな?」
ね「みんなぶっぶー」
織「早く教えなさい。」
ね「正解は〜…『ねる…内緒ね』」キリッ&テレッ
織愛「「きゃあああああああ〜〜〜〜!!!!」」
冬「か、可愛い…」キュン
ね「えへへ〜すぅ〜っごいかわかっこよかったよ〜」
織「いいないいないいな〜〜!!」
愛「ねるずりー」
ね「いいでしょ〜」
織「く、じゃあ次冬優花!」
冬「え、私も?」
愛「あったりまえじゃ〜ん。なにしにきたのここに?」
冬「あ、はい。」(わかんないんだよな…)
冬「うう〜ん…あ、あった。」
織「さぁこい!」
冬「ていうかいつものことだけど、やっぱこばは今泉と一緒にいるときが一番可愛いと思うよ。」
織愛ね「「「」」」
冬「…え、どうかした?」
ね「さっすがふーちゃん!分かってる〜」
織「いや異議あり!」
愛「私も。」
ね「え〜なに?」
織「それはここで禁断の言葉なんだよ。分かってる?」
愛「そんな事実は存在しないいんだよ。」
冬「いやバリバリ付き合ってるでしょ。」
織「あ?」
冬「あ、さーせん。」(織田がこえー)
ね「ゆいぽんはずーみんがいることによって輝くんだよ。」
愛「一人でも十分輝いてんだよ。」
織「い、今泉は確かに可愛いけどね!!」
ね「じゃあ、ここで決着つける?」
織「いいよ。やろうか。」
愛「かかってこいやねる!」
冬「…はぁ。」(うざい)


こうして、毎度恒例のちゃんずか小林か戦争が始まるのでした。



「あ〜なんで私あんな会議に参加したんだろ…ん?あれは…」




「ゆいぽん!ゆいぽんは私のこと好き?」
「…いきなり?」
「いいから!教えてよ〜」
「…一番、好きだよ。」
「ん〜ゆいぽん大好き!」
「もう、喜びすぎだってば…」




「私は、ちゃんず派かな…」





END.

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