妄想*BL*

□期待
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淳Side
あ、あれって喜矢武さんだよね…今から行くのかな?
「ごめん!研二さん!」走り出し追いかける

おいつけなかった…ってあれ?研二さん!?めっちゃ走ってこっち来る!怒ってるのかなぁ…
樽「あれ!?淳くん!どこいっとったと!?」

「あ、ごめん…その…用事思い出して…」

樽「もう心配したんだからぁ!あ、そうだきりちゃんが体調悪そうでいま一人だから早く帰ってあげて!」

「あ、うん。わかった」
鬼龍院さん大丈夫かな…?あれでもいま一人って?喜矢武さんどこいったんだろ…?
「とりあえず戻ろ」走って部屋に戻る

ガチャ
喜「あ、淳くん。おはよ」

「き、喜矢武さん!?」

喜「え、何驚いてんの笑」

「いやさっき研二さんが鬼龍院さんが体調悪そうでいま一人だからって…ってあれ?鬼龍院さんは?」

喜「あー、トイレとか言ってどっか行った」

「へぇ…」

喜「あいつほんとに風邪なの?」

「さぁ…僕が朝来た時は普通だったよ?」

喜「ふーん…」

そんな心配そうな顔しなくても…
「はぁ…」

喜「あ、ため息。」

「え、あ…ヘヘ…」

喜「なんかあった?」

「え、うんん。なにも」

喜「俺で良ければ話聞くよ?」ニヤニヤ

「あんたたのしんでるでしょ」

喜「え、べつに〜」

「顔に書いてあるから」

喜「そう?元からそういう顔なのさ〜」

「あ〜イケメンな顔が台無しだね」

喜「俺イケメン?ねえ、イケメン?」顔を近づけ

「っ///そ、そりゃ…僕なんかに比べれば…///」

喜「そりゃあ淳くんに比べたら俺はイケメンだろ〜」

「イケメンでも性格がねぇ…」

喜「なんだよ。俺の性格が悪いっていうのか」

「べつに…」なんでこんな人好きなんだろう…

喜「でも淳くんはカワイイ顔してるよな〜」

「へ…?」

喜「いや、笑ったりしたらすんげえかわいい顔じゃん?」

「そ、そ、そんなことない…!!」

喜「ふは、動揺してる」

「からかわないでください…///」

喜「本心だけど?横顔綺麗だし、背高いしいいところ結構あるじゃん?」

「っ…」

喜「あ、タバコ吸ってこよ」立ち上がり

「喜矢武さんっ!」

喜「ん?なに?」

「あんまり…いろんな人にそんなこと言わないほうがいいよ…っ」

喜「あのさ…」近づき

「え…?」

喜「俺、淳くんにしかこういうこと言わねーよ…?」耳元で言う

「っ…////」
いじわるだ。
喜「じゃ、タバコ吸ってくるね〜」バタンッ

そんなふうにされたら少しの可能性に期待しちゃうじゃん。いじわるだ。いじわる…
ねぇ、喜矢武さん…?
「期待してもいいの…?」
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