小話集

□ 雨の日飛鳥
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〜おまけ〜


ピカッドゴーン!


バチンッ



大きな雷が落ちて電気が消えてしまった。



まだ昼過ぎだがあの空模様のせいか…いや、窓をほとんど閉め切っているからだろう部屋の中だというのに真っ暗だ。



「わっ!えっ何!?」



「ただの停電ですよ、ってなんで近づいてくるんですか太子!」



「いや、私暗いの苦手だから」



「大の大人が何子供みたいなこと言ってるんですか。こんなのすぐもどる…って服を引っ張るな服を!」



「電気がつくまで待って〜」



「いいかげんにし…」



ビガッドガーン!



「わーーー!!!!!」



「えっ!ちょっま!?」



バタン



パチン



さっきの雷のおかげかわからないが電気が戻った。



雷に驚いて僕にとびかかってきた太子はというと…



「ヒヒーン・・・ヒヒーン・・・」



情けない声を上げながら小鹿のように震えている。



まだ電気がついたことに気が付いていないのか、僕に覆いかぶさったまま強く抱きしめている。



「太子…」



震えている頭に向かってやさしく呼びかける。



「…もう電気戻りましたよ」



「ヒヒー・・・え?あ、本当だ。ってわあ!?」



さっきまでどんな状態だったのか今更気づいて跳ね起きた。



「うっさいなー。人の耳元で叫ばないでください」



「おっおま…おま…」



壊れたラジオのように同じところを繰り返し言いながら僕を指さしている。



ていうかあわあわしてる。なぜか赤面しているようにも見えるし。



「言っときますけど太子がしがみついてきたんですからね」



なぜだろう…





なぜ僕は今、





太子がかわいいと思っているのだろう







――――――――――

…なんだこれ\(^o^)/

途中から何がしたいのかわからなくてぐだぐだしてしまいました…

まあこんな感じの飛鳥もいいなあ〜っていう話です。

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