銀魂夢小説
□special篇 夏好き必見!!
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you're summer 〜君は、夏。〜
夏「うんうん〜って、ちょっ、待てぇーー!!」零「うん?」
夏「何…コレ。」
零「知るわけないでしょ。」夏「私のコーナー?」零「うん。」
夏「キタ。これキタァァァ!!」零「早速いきまーす!」
夏・零「題して、バレンタイン日和です!」
〈総悟目線〉
総「夏。今日何日か、分かってやすかィ?」夏「なに?認知症検査?」
ちぇっ。やっぱり夏は、分かってなかったでさァ。今日は、2月14日…つまりバレンタインだ。
夏「えっと…今日は…、あぁぁぁぁっっっ!!?」総「やっと気付いたんですかィ。」笑みを浮かべつつ、様子を伺う。
夏「定休日なのに、店開きよったァァァ!!…あっぶねぇぇぇ!」総「そっちかーい。」
俺の小さなツッコミに気付くことなく、夏はバタバタと出て行ってしまった。
総「ひでぇや。」仮にも俺が来ているというのに、夏はバタバタとし、顔すらも見てはくれない。
夏が出て行ってしまい、堰を切ったように涙が出そうになる。総「…もう、知りやせん。」
〈夏目線〉
夏「そ、総悟…?」買い物から帰ってきても、夕飯を作り終えても総悟は、私が呼びかける声に応じない。
夏「総悟!…総…。」もう、知らない!せっかくコレ作ったのに…。
私の手には、朝から一生懸命作った生チョコがラッピングされた箱がある。
なかば涙目になりつつ、私は店を飛び出してしまった。
総「夏!ちょっと待ってくだせェ!!」追いかけてきた総悟が、腕を掴む。
総「悪かったでさァ。無視して…。夏がなかなか構ってくれねぇから、つい…。」
夏「うん…!こっちこそごめんね!…これ、チョコ!」総「俺に?覚えてたんですかィ!」
夏「うん。朝から作ってたんだよ!」総「ありがとうございまさァ。嬉しいねィ。」
そして私は、総悟と2人で楽しいバレンタインを過ごしたとさ!
END
〈予告〉
あれ?総悟Mになってない?
ていうか、まだ一回も神威出て来てないですよね?
そろそろ私、殺されますよね?
はいィィィィィ!
ってことで、次のページの〈初期設定って恐ろしい〉の更に次は、神威と夏でーす!!!!!
予告 END