secret修正入ります!2
□イニD
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【ゆるされた夏】
私には兄が二人いる。
長男の涼介は頭が良くて格好良くてとっても優しくて、そして何より私に甘い。
打って変わって次男の啓介は格好いいけど、ぶっきらぼうで乱暴でちょっと意地悪。
そんな次男、啓介との関係がある事をきっかけに壊れていった。
あれは雨の降る、ジメジメとした夏の夜のことだった。
私の家は基本、親は仕事で夜居なくなり、涼介もレポートの提出期限が近くなると大学に籠ることがある。
啓介も夜遅くに愛車のFDで赤城に走りに行くので家には私一人。
だからその日もいつも通り宿題をし、お風呂に入って寝たのだが・・・。
暑くてキャミソール一枚と下着姿で寝たのが間違いだった。
どれくらい寝た頃か、何となく胸の辺りに違和感を覚えた私は、うっすらと目を開け違和感の正体を突き止めようとした。
しかし、覚醒しきっていない頭で体を動かそうとしてもいうことをきかず、その間にその得体の知れない何かはゆっくりと胸の柔らかさを堪能するかのように動いたのだ。
正体の分からないものに揉み解され形を変えていく自身の胸。
何とも言えぬ思いの中、次第にその正体は人間の手ではないかと確信していった。
人の手だとしたらでは、それは一体誰なのか?
一人ぼんやりと考えているうちにその手はキャミソールの中へと入ってくる。
暖かな手は横腹を撫で、へそ、あばら、そして胸へ。
両手で両胸を一回り撫で、中心の突起を抓る。
『っん、、』
私はびっくりしてその人の腕を掴んだ。
「大丈夫だ。怖くねーよ」
初めて聞いた相手の声。
でもよく聞き慣れた、馴染みのある声。
『……啓介?』
私が名を呼ぶと、答えるかのように止まっていた手が再び動き出した。
下着の上から敏感な部分を触られ、ビクッと体が震える。
同時に自分の中からトロっとしたものが濡れ出たのが分かる。
下着越しに温かい手で秘豆を摘まれ思わず声が出てしまった。
「少ししか触ってないのに名前のここ、こんなにトロトロになってるぜ」
啓介は下着の中へ手を入れ、先程より激しく秘豆を触る。
『…んぁっ…。やらぁ、、』
「嫌な割に腰動いてる」
そう言って秘部へ一本の指を入れた。
『…んん〜…っ』
ピチャピチャと卑猥な音が鳴る。
『けぇ…す、け…。だめっっ。もっ』
「駄目じゃねーだろ」と言うと下着を足首まで下げられ、既にトロトロになった秘部を丁寧に舐められる。
『ひゃっ…んっっ…。あっ』
初めてされる行為にどんどん蜜が溢れてくる。
「名前、お前漏れすぎだろ」
『アァッ!』
淫乱と耳元で言われ一気に体温が上昇する。
舌先で小刻みに秘豆を弄られ、体が仰け反る。
『っあ…ダメ。けーすけっ…イっちゃぁ』
一回、二回、三回と秘豆を強く吸われた私はここが自宅だということも忘れ大きく叫んで達した。
『あああああああああ!!!』
ぐったりする私を余所に啓介は指をさらに二本増やし、奥まで突きながら片方の手で秘豆も刺激してくる。
『やっ…。も、イった、、あっイったからぁ…っ』
腰が大きく動く。
奥を掻き出す様に激しく動き出す指に快楽でどうにかなってしまいそうだ。
『アアア!!だめぇっ、、』
休むことなく与えられる快楽から逃げる様に身を捩るが、その抵抗も啓介によってあっさりと阻止されてしまう。
『あああああぁぁ!!!いい!!気持ちいぃ!!』
「ッフ、、、なあ名前、もっと、気持ちよくしてやるよ」
その時、中を掻き出す様に骨ばった指が奥を引っかいた。
『イくうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!あっあっあっあっ!!!!』
指を抜かれても体を満たしていく快楽に震えは止まらない。
だらしなく開いた口から涎を垂らしながら、私はそのまま意識を手放した。
end.
20190225