夢小説『REBORN!』

□標的0 始まりの合図
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 懐かしい夢を見た



  

  おじいちゃん!



  なんだい?なっちゃん?



  遊んで!



  コラコラ、9代目はお忙しいんだぞ



  いいんだよ、家光
  何して遊ぼうか?



  かくれんぼ!



  分かったよ、おじいちゃんが鬼でいいかな?



  うん!



  申し訳ありません、9代目…



  いいんだよ、私が好きでやってることさ


  
 その部屋には三人いた


 一人は幼い女の子
 もう一人は幼子の父親と思わしき男
 そして9代目と言われた老人



 女の子は白いワンピース着て笑っている
 老人は幼子を見て優しく笑っている
 男は仕方がないとばかり苦笑し
 とても幸せな光景だった…








  


  
 

 
 

 ピピピピピピピ…
  


 
 アラームが鳴り響く



 奈月は目覚ましを止め、起きる準備をする



  「何か懐かしい夢を見たなあ」

















 ドガーン!!


 今日も今日とて我が家で鳴り響く轟音



 すこし寝ぼけていた奈月はその音で目を覚ます
 


  「毎日何やってるんだろ」
  

 
 着替えながら、呟くが返事が帰ってくる訳がなく、居候が多く家事が
 大変な母親を手伝う為に部屋を出るのであった




 
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