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□prologue
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ㅤコポポ……

ㅤコーヒーの入れる音が静かに響く。
ㅤまだ少し肌寒く、換気のために開けた窓からは涼しいそよ風が入ってくる。

ㅤチリンチリン

ㅤドアについている鈴の音が響いた。

「いらっしゃい。お好きなところに座ってくださいな」

ㅤ今日も、お客様がやって来る。
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