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□麦わらの一味
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ㅤぐぎゅるるるるるる
「腹減った〜!」
ㅤ偉大なる航路、後半の海。新世界
ㅤ腹の音と男の声が響いた。

ㅤ船首にライオンを持つ船に乗る、麦わらの一味。ここ最近島に上陸出来ず、食料が底をついていた。
ㅤ特に大食らいの船長はうるさいぐらいに腹を鳴らしている。
「ナミ! 島だ! 島が見えたぞ!」
「よっしゃー島だァ!」
ㅤあの島無人島なんだけど大丈夫かしら、と思う航海士とは裏腹に、久々の島にきゃっきゃと喜ぶ船長達だった。

「ねぇ、ルフィ! 食べ物なんてあった!?」
「ねェよぉ〜〜……」
ㅤ無事上陸したが、ただただ森林が広がるだけで、本当に何も無かった。
ㅤそれなら果物くらいはあるだろうと見に行っても、無い。
ㅤこのまま餓死するんじゃねェかと全員が思ったときだった。
「え……? 『Anything shop 1km先にあります』? 何かしら、これ」
「Anything shop……? 直訳すれば『なんでも屋』だけど……」
ㅤロビンが言う。ルフィはなんでも屋!? メシもあるか!? と言うが、どうだろうか。
ㅤとにかく、無人島ではなさそうだ。ナミはとりあえず行ってみましょう、と皆を促した。
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