愛を繋ぐ。

□第1章
3ページ/4ページ

それからシスイくんは一足先に中忍になってしまった。

イタチもイタチで忍になってかなり実力を発揮している。

しかも大名警護の任務のときに写輪眼が開眼した。
イタチはその時のことを何度聞いても教えてくれなかった。

けど、チームメイトの子が一人亡くなったらしい。

多分、それが関係しているんだと思う。


「お邪魔しまーす」

「いらっしゃい、センちゃん。」

「イタチはまだですか?」

「そうね・・・もう少ししたら帰ってくるはずだから、ここで待ってなさいな。」

「じゃあ、少し・・・」

「センねーちゃん!」

「サスケ〜!」

九尾の事件の年に生まれたサスケは、少し前から私の名前を呼んでくれるようになった。

かわいすぎてしょうがない。

「ただいま。」

「にーさん!おかえり!」

「おかえり、イタチ。」

「さぁ、イタチ。修行に行くわよ!」

「えっ、もうか!?」

「レッツゴー!」





シスイ君が一足先に中忍になってからかなりの時間がたった頃、

「えっ、中忍試験!?」

「あぁ。」

上忍師から薦められた。

中忍かぁ・・・これでシスイくんに追い付けるのか・・・

でも、難しいっていうからな・・・

でも、下忍のままはいやだし・・・

まあ、イタチより先に中忍になるのを目標にしようかな・・・

そして、今回の中忍試験、かなり頑張って中忍になることができた。

「中忍になったよ!シスイくん!追い付いた!」

「おぉ‼木の葉ベストは着ないのか・・・」

「私のガラじゃないのよね、これ。」

「「姉さん。/ねーちゃん!」」

「どうした?」

「おいわい!!」

「俺とサスケで姉さんの昇格祝いを選んだんだ。姉さん、寒がりだから、これマフラー。」

「おぉ・・・!ありがとう!イタチ、サスケ!!」

「えへへ・・・」

うん、サスケくそかわいい。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ