この的も貴方の心も射抜いてあげましょう。
□miss you...
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ミュージックフェスタの後、環と壮五はMEZZO″としてデビューした。
紡がIDOLiSH7に、結実がMEZZO″につく予定だったのだが、この時期になって弓道の大会が増えた。
「これはまた…」
協会の人から渡された用紙を大和は盗み見た。
「この時期になると学生の大会の審判もあるあら忙しいんだよな…」
去年まで学生だったから仕事が回ってこなかったのかと部屋の天井を見る。
「マネージャーの仕事があるって言っても、協会の方も世話になってるから断るわけにもいかないから…」
「このタイミングで結実が欠けるとソウに負担がかかるからな…」
アイドルの負担を考えて押し黙る結実。
見かねた音晴が口を開いた。
「結実、こっちは構わないから協会の仕事に行ってきなさい。」
「でも、父さん…っ」
「結実は自分のやりたいことをしなさい。母さんだってそう思ってるはずだ。」
「…私事で大変ご迷惑をおかけします、社長。」