長編(仮)

□プロローグ
1ページ/2ページ

「I still think 今も流れる音色
不器用な君にしか描けない
蛍光ペンで色付けた淡い世界
愛しい声が水面を乱す」

ああ ステージの上はいい
いつだって俺を表現できる
余計なテレビカメラもMCもいない
ただ伝えるべき相手と音と俺
この3つが揃えば俺は最高だ


「今日もありがとうございました。最高でした!また会えるのを楽しみにしてます。おやすみ」


大歓声の中俺はステージ袖に歩いていく


加藤「お疲れしおんいいライブだったよ」

「加藤さん。お疲れ様です。いやぁ今日もお客さんが最高でした。盛り上がる時はしっかり盛り上がってくれるし聞く時はしっかり聞いてくれるし」

加藤「しおんはテレビでないからあんまりにわかがいないからだろうな」

「だからテレビ嫌なんです。にわかだってなんだってファンになってくれるのはもちろんありがたいですけど、昔からのファンとのつながりの方が大切です」

加藤「でもテレビ出演のオファーは相変わらず凄いんだけどなぁ…○ステとか興味ないのか?あの階段降りてみたいと思わない?」

「全く思わないです」

加藤「まぁそういう約束だからな。したいことしな。俺は支えるだけだ」

「さすが加藤さん!さぁ打ち上げいきましょ!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ