リクエスト小説

□想い続けて
1ページ/3ページ



橋本×白石


私は七瀬と付き合っている。
告白されて自然とそういうことになった。

あの人を忘れるためでもあるんだけど。

七瀬は可愛いしとても魅力的。
気も合うし上手くいってた。

この気持ちに気付くまでは…


西野「ななみん一緒に帰ろ?」

七瀬とは撮影が終わるといつも一緒に帰る。

西野「食べたいもんある?」

「んーなんでもいいかなぁ」

西野「じゃ、お肉食べに行かへん?」

「いいよ、行こう」

こうした七瀬との穏やかな日常が
ずっと続くと思っていた。

夜ご飯を済ませて、2人で家に向かって歩いていくとみたことある人影。


白石「…あ、ななみんとなぁちゃん」

まいやんだった。
実は、まいやんは昔好きだった人。
告白できずに終わったんだけど。

そんなまいやんを見ると未だに何故か胸がざわつく。

白石「デートでもしてたの?」

西野「そんなところかな?」

じゃあ楽しんでね。
まいやんはそう言って去って行く。

西野「ばいばーい!!」

なぁちゃんはまいやんに手を振り続けるけど私はぼーっとまいやんを見つめたまま。

西野「…ななみん?どしたん?」

そんな私の様子を察してなぁちゃんが心配してくれる。
ハッとしてなんでもないよって返す。

なんでこんなにざわざわするの?
自分でもよくわからない。
これがどういう感情なのか。


そして自分の家に帰って
ベッドに寝転びながら考える。

頭の中には何故かまいやんの後ろ姿が思い浮かぶ。

「…なに考えてんだろ」

私は考えるのをやめ眠りにつく。



次の日

今日は個人で仕事。
夜はメンバーで打ち上げをするみたい。

そして、仕事も終わり、メンバーのいる居酒屋へ向かう。

席を案内され、みんなの元へと向かうと、メンバーの楽しそうな声が聞こえてくる。

飛鳥「俺の嫁〜!待ってたよ!」

西野「ななの嫁やし!」

七瀬にななみんおいでって言われ
隣の席に座る。

わたしの目の前にはまいやん。

白石「おぉ〜〜!ななみ〜ん」

顔を真っ赤にさせて酔っている。
大丈夫なのか…?
少し心配になりながらもみんなと話して盛り上がる。

打ち上げも終盤。
もう帰ろうかという流れになる。
するとフラフラしている人が一名。

松村「あかん、まいやんが完璧に酔ってる」

衛藤「珍しいね?こんな酔うなんて」

白石「…へ?あたし別に酔ってないんだけど〜〜?」

ろれつも回ってないし…
おぉーい!ってさゆりんやみさに絡みにいっている。

松村「あー、どうしよ、まいやんの家まで誰か送ったって!」

するとみさが
ななみんが1番近いんじゃない?って。

西野「まぁ、まいやんこんなんやし送ってあげて?」

そう七瀬も勧めてきた。
七瀬にまで言われると仕方ないか。

でも、何故か七瀬にそう言ってもらえて嬉しい自分がいた。
なんでこんな気持ちになるんだろう。

まいやんを抱きかかえながら
タクシーを捕まえまいやんの家まで送る。

白石「…んー、ななみ?」

「そーだよ、玄関の鍵だして」

家の鍵を開け、
まいやんがフラフラするのを支えながらベッドまで向かう。

「はい、着いたよー?」

そう言ってまいやんから離れようとするけど、まいやんは私を離そうとしない。

ぎゅっと私にしがみつくまいやんを見て心臓がバクバクしている。
自分でもわけわからないくらいに。

白石「…寂しいから帰んないで」

そう、言い出すまいやん。
私はわかったと言ってまいやんのそばにいる事にした。

本当はここで帰ればよかった。
だけど私は帰ることを選ばなかった。

すると、まいやんは服を脱ぎ始める。

えっ…嘘でしょ?
そうだ。この人は家ではあまり服を着ないんだった。

にしても、これはダメでしょ…
あっという間にまいやんは下着姿になっていた。

白石「…んん…あっつい」

下着までも脱ごうとする。
さすがにまずいと思い、
私は止めに入る。

白石「…じゃあ脱がせて」

私は固まる。理解できない。
どうしたらいいかわからず、呆然としていると
まいやんからキスをされる。

「…!?まいやん!?」

びっくりして思わずまいやんを突き飛ばす。
いくら酔ってると言ってもこれはさすがにまずい。

白石「…嫌だったぁ?」

「ちょっ、水くんでくるから!」

そう言って一旦まいやんから離れる。
まずい、このままだと私がやばい。
理性が保てなくなる…

とりあえず水をまいやんに渡すと一気に飲み干す。
口から溢れる水もなんだかいやらしい。
そして、まいやんを見ると何故か心臓がうるさくなる。

触れたい…
そんなことが頭に浮かぶ。
私は最悪な人間だ。

気がつくと自分の手をまいやんの頬に当てていた。

白石「なぁに?」

甘い誘惑するような声。
するとまいやんはギリギリまで顔を近づけてくる。

白石「…どした?したくなった?」

さらに顔が近づいてきて、
まいやんからまたキスをされる。
でも拒めない。いや、拒まない。

そっと自分からも唇を押し当てる。

もう…限界。
まいやんを押し倒す。
下着を脱がせ、キスをする。

白石「…んんっ…」

まいやんから漏れる熱い吐息がさらに私を暴走させる。
可愛くて仕方ない。
もう止まれない。

まいやんの白い素肌に触れる。
この時は七瀬のことは頭になかった。

ただ必死にまいやんを求めていた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ