リクエスト小説

□放っておけない
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若月×桜井



桜井「わか〜〜!!」

玲香は、困ったことがあると私にすぐ頼ってくる。

「なに、どしたの?」

桜井「これどうしたらいいかなぁ」

助けてと言わんばかりの顔をする。

「こうしたらいいんじゃない?」

桜井「わか!ありがとう♡」

玲香は嬉しそうな顔をしてどこかへ行った。


秋元「また若月が決めてるの?笑」

「まぁ、言われたから」

秋元「なんか玲香って若月がいないと決められないよね〜〜」


玲香はポンコツだポンコツだ言われてるけどもしかして私がポンコツにしてしまっている…?


これはいけない。

玲香の強化月間をしよう。

私は余計な口出しはしない。


桜井「…わか??」

「ん?」

桜井「ねぇ、これなんだけど…」

「…自分で決めなよ」

私は心を鬼にする。

桜井「えっ、どうしたの?」

「いや…そろそろ自分で決めた方がいいんじゃないの?」

ちょっと声が荒くなってしまう。

桜井「…わかった」

玲香は去って行った。

これでいいんだよね?


それから玲香は私にあんまり相談をしてこなくなった。

よかったはずなのに…

なんだか気分が乗らない。


玲香を見ると1人で真剣に考え込んでいる。

私はぼーっと玲香を眺める。


桜井「わか?どうしたの?」

「…あっ、いや、なんでもない」

桜井「…そっか。なんか最近若冷たいね」


玲香は悲しそうな顔をする。


「そんなことない!!」

桜井「私だけが若を好きみたい…」

玲香はうつむいて黙り込む。


「違う!!私も玲香が好き…」

桜井「だって、最近話してくれないしさ?なんかわかんないよ…」

「それは…強化月間だから!!」

桜井「…え?なにそれ」

「いつも私が口出ししすぎてるかなぁって思って」

桜井「…なにそれ」

「ごめん…でも、やっぱり無理。私も寂しいわ」

玲香を抱きしめる。

「ごめんね、冷たくして」

桜井「….わかぁ!!」

玲香は少し泣きだす。


「ちょ、泣かないでよ!!」

桜井「嫌われたと思ったもん…」

「そんなわけないじゃん!」

優しくキスをする。

桜井「…若のバカ…」

「ごめんごめん」

玲香の頭を撫でる。

桜井「…もう一回」

「えっ?」

桜井「…チューして?」

何度も玲香にキスをする。



そして、また後日


桜井「わか〜〜!ちょっと!」

「はいはい、どしたの?」

いつも通りの日常に戻る。


やっぱり玲香は放っておけない。
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