人生というものは
□クラスメート
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「ところで爛火はどこから引越してきたアルか?」
「そういえば聞いてなかったね。どこから来たの?」
職員室まで案内される途中、神楽ちゃんと志村新八にそう質問された。
「え…っとね…」
「おー、新八と神楽じゃねーか」
なんて答えようか迷っているとダルそうな声が前から聞こえた。……え?
前を向いてみるとそこには白い天パに死んだ魚の目が。
「&¥$#♥*\@$”\☆ゝΣ!!!??」
ヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバスヤバス
銀八センセェェェエエ!!!
神楽ちゃんと志村新八は平然と挨拶をする。
「おはようございます銀八先生」
「おはようアル!」
そりゃそうだよな、ここの生徒だもんな、って私Z組に入るってことは担任は銀八先生!?てかなんでそんな重要なこと忘れてんだよ!
視線を2人から外し、私に向いた。
「……えっと…どちら様?」
「いや、先生この前自分で言ってたじゃないですか!転校生が来るって!」
と志村新八が言うと銀八先生は少しの間視線を宙に泳がせて思案顔になる。
「…あぁ…なんか言った気がするな」
「しっかりしてくださいよ先生」
「えっとぉ三ヶ峯爛火…だっけ?お前は今日のHRの時に教室入ってもらうから」
「はい、分かりました」
「それまで職員室にいろよ
新八、神楽お前らは教室行ってろ」
「「はーい」」
二人揃って返事をした。