夢小説

□甚爾
1ページ/1ページ

甚爾の身体は私を癒してくれた。
男性の色気に満ちていて野生的に乱れ合い、透明な液で濡らしてく、そんな関係性

「私には人を愛すことはできないかもしれないな」
微笑んだ。体の相性がいいだけで好きでもない男に抱かれても、感じる。
私に有り余っているのは正欲だけできっと相手を知ろうともしないし、

甚爾さんはとても優しい。
子供扱いされているんじゃないかって心配になるの、この間も
Hのとき「やめて」って言ったらやめてしまって少しショックだった。気持ちが乗らないのではなく、私を大事にしたいから手を出さないようにしているのが見て取れて、だけど私はもっとして欲しくて。
すごく、優しかった。


umrtm
羂索



「いったぁ〜!」
その日俺は懲罰室に閉じ込められている名前を見つけ出しに行った。
「何しよんねん
「あのおっさんずっと私のことをイジってくるんだもん!
名前は男の子になりたかったと言っていた。活発でわがままな子だった。
直哉だってそう思うでしょう

ある日俺と名前は禪院家の懲罰部屋の呪霊達の元へ向かう。俺にもちょっとした因縁があった。ここは伏黒甚爾くんを閉じ込めていた部屋だ。兄や扇の叔父さんの世間話、あと甚壱くんから聞き出したことがあるが口元に傷ができてしまったらしい。まだ幼い子供を閉じ込めるのか。俺は自分が術式を持っていなかったらと考える。俺が恵まれているのはパパの術式を継いで生まれたからに過ぎない。何も特別やなか。褒められるのはもうウンザリだ。
「名前。変なこと聞くわ呪術師として生きてるわけやが他人の命を奪うことに対してどんな価値観を持っとる?
呪霊は人やない、どちらかといえば生物ややがどの子だってみんな
「これじゃどちらが呪霊か分からないなぁ」


前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ