夢小説

□真人と禪院直哉に迫られる♡
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目が覚めると私は薄暗いとある地下に監禁されていた。座敷牢のようになっており、中から会話が聞こえてきた。


「呪霊の子をうめる特異体質の子とはどうやって生殖したのさ」「俺映画で見たんだよね
、男と女がどんなふうに生殖するか、俺もやってみたいんだ」
何の会話だ、夏油とそっくりな爽やかな声を持つ何者かが言った。
「特異体質の娘の家系なら明治時代には滅んださ、だが呪禁のように、また新たな術者が生まれている可能性はゼロじゃないよ」
「まさか、私が研究材料を放っておくと思うかい?私の知らないところで術式を継いだ子が生まれたかと思うと奇跡だよ」来たんだと思うよ

「大丈夫だから落ち着いて、お姉さん」

真人と呼ばれた呪霊は含みのある、けれども柔らかい笑みをこぼした。笑った。人の言葉を話し、観察し、欲しい言葉をかけてあげられる。理解できるようで人を超越した、理解できない何か。
そして隣に居る夏油傑の体を乗っ取ったものはかれこれ何年も生き続けているらしい。百年、千年?
情報量が多い。

「あなたは誰」
「やぁ、君たち呪術師を陰で操っていた黒幕といったところかな、つまらない人に正体を明かすつもりはないから、聞かなかったことにしていい、これからすることもだ。」

「9度の堕胎で作った受胎九相図。
今や女性の気持ちも気持ちいい所もわかるよ、私はそちらも経験しているからね、男だった時の方が楽だったけど」
母親だったということ?

「じゃあ、いけないことしよっか♡」
服を脱がされる。
男たちはニヤリと笑っているばかりだ。

「ガキになれているって言ったけど二十代も普通にガキンチョだよ」
袈裟の男、ツギハギの男も私を見下している。

真人の身体に触れてみる。
「呪術師の君の心を折るには犯すのが向いているよ」



「真人。キミの好奇心は尽きないねぇ」
暗い部屋に人影が三つ。女の悲鳴のような喘ぎ声が一つ。
「ねえやってみて?
いつも旦那にやっているように、さ」

「夏油は混ざっちゃダメだよ、俺のかわいいオモチャなんだから...
「ほら、お口開けて、ふふ、変な味がするでしょ、あーごめんごめん人間の精子はまだ模倣できなくてさ?
どうしても呪霊の血みたいな紫色の液体になってしまうんだ、ちゃんと練習するから、気にせず続けよう」


濡れた中に指が差し伸べられる。細い指は中に入った後、真人の指を跳ね返してきた。さすが呪術師だね、丁寧に鍛え上げられている。肉体が頑丈なのに精神は耐えられないなんて人間ってば脆くて面白いね。ふふふ。


「やだぁ、汚い、なんでアナタみたいな呪霊と!!」
「さっき残骸を見たからわかると思うけど俺の術式は魂の形を変えちゃうんだよね
夫を人外にはしたくないだろう?」

「特別な力を持つキミが人と交わることはできないんだよ、キミに残酷な仕打ちを与えた神とやらを恨むと良い」
涙を流すと真人はそれをなめとった。
「んーおいしい♡」

真人にも気に入られたわけだが直哉と向き合いたいという心の底にある想いに気付かれ、真人の口車に騙され、セックスさせられてしまう。

教えてあげると言ったくせに夏油からもらった知識しかないじゃないか。
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