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□ハウス!
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「奈々未~昨日はお家呼んでくれて
ありがとね。」





飛鳥が家に帰ろうとしている!!





「あ、飛鳥…あの」


「ん?」

「私が卒業する前にお互いの気持ちは
確認しあったじゃん?」


「うん、そうだったね」


「私がここに来た本当の理由なんだけど…」


「あ、そうだ~それ聞きたかったんだよ~」



「うん、えっとね、私 飛鳥のこと本気なの。だから」


「うん」




「一緒に住みたくて、来たの…」




「え?」


「あぁ驚いちゃうよね。飛鳥は実家に住んでるし、
ママも心配しちゃうよね。
変な事言ってごめんね」



「ううん、むしろ私は嬉しいよ!」





「どうして?」




飛鳥は言葉を慎重に選びながら語り始めた…



「私も奈々未の事は本気だし…
一緒に住みたいって言ってもらえて
ほんとに嬉しいし私も一緒にいたいと思ってる。」






「だけど飛鳥…ほんとに大丈夫なの?
一緒に住むって…


ママにも連絡しなきゃだし。」




「うん、、今から言ってみる」









飛鳥とママの電話での話し合いが終わった。










飛鳥ママは
"自立するいい機会だ。
心配だけどしっかりご飯は食べるように
私に迷惑をかけないように"


と言ってくれたらしい。





まさか…
お許しが出るとは思ってなかったから

嬉しい…








可愛い可愛い飛鳥を
毎日見れると思うと


はぁ、息が苦しい。幸せだ



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