欅坂46小説

□頼ってよ
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菅井友香×守屋茜

守屋視点

「はぁ」

欅坂46としての初の全国ツアーも無事終わったが
すぐに次のライブに向けてライブレッスンが始まったり
MCの事やらなんやらでまたすぐ忙しくなった。

「そう言えば今日友香見てないな。どこに行ったんだろ」

いつも毎日のレッスンに必ず参加する熱心な友香の姿が見当たらない。
昨日は夜遅くまで二人で
次のライブの予定を立てたりしていたけれど、友香の様子そう言えばおかしかったかなぁ…

大切な恋人が心配になって
スタッフさんに友香の居場所を聞くと、さっき倒れてしまい
家に帰ったと聞いた。

「…頼ってよ。」

私はお願いしてレッスンを抜け出して友香の元へ向かった

友香は最近、一人暮らしを初めて
今はお母さんにも看病してもらえない状況だから私が行かなきゃ
そう思った。

「ガチャ…友香!!」

「…あかねん…?」

友香はベットにレッスン着のまま寝転んでいて、相当辛かったんだなと伝わった。

「まってて!すぐに薬とか持ってくるから!」

慌てて水と薬を用意した。

「はい。飲んで」

「…」

「友香??」

「…せて」

「?」

「飲ませて…」

友香の顔は真っ赤で、でもそれが
熱っていう理由じゃないと感じた。恥ずかしいんだ…笑

「いいよ?」

友香に口移しで水を与えた。

「…ックン、ありがとう///」

「うん…///」

いつまでこの天使は私を虜にし続けるのやら…

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