緑の夢(短編)
□フェチ
1ページ/1ページ
『ただいまー』
寮の部屋に入るとベッドで寝てる理佐。
マネージャーの立場でメンバーと付き合うのはマズイと思ったけど好きな気持ちはどうしようもなく…。
理佐を起こさないように音をなるべく立てず着替えを済ませ、残った仕事をする為にPCを立ち上げ仕事を始めた。
1時間くらいすると理佐が起きた。
「んー、黒子さんさんお帰りなさい」
『ただいま!
今は2人っきりだからさん付けじゃなくていいよ(笑)』
いつもの癖でさん付けになる理佐が可愛くてにやけてしまう自分はつくづく理佐に惚れてるんだなぁと実感する。
今日の仕事の話やたわいもない話をしていたら残りの仕事もあっという間に終わった。
仕事の邪魔をしないようにベッドで体育座りして携帯を触る理佐をボーッと眺めた。
立ち上がりベッドに向かい、理佐をぎゅっと抱き締めた。
『理佐ぁ…』
「あ、甘えん坊黒子さんだ(笑)」
まるで犬を撫でるように頭をわしゃわしゃする理佐。
ふと理佐の鎖骨と首筋が目に入る。
元々鎖骨や首筋フェチな部分があり、理佐はメンバー1綺麗な鎖骨をしてると思ってる。
ここ最近忙しかったりで理佐に触ることがなかったから我慢出来ず理佐の鎖骨を甘噛みした。
「ほんとに鎖骨好きだよね(笑)」
鎖骨を甘噛みされつつもぎゅっと頭を包むように抱き締めてくれる理佐に益々興奮してしまう。
鎖骨から首、そして耳への舌を這わす。
もう片方の耳も指で触ると我慢出来ないのか声が漏れ出す理佐。
「そう…いえば…今日土生ちゃんに…頭ぽんぽんしてたでしょ…」
そう言いながら腕を掴んで来る理佐。
意外と嫉妬深い部分有りそんなところも可愛いなぁと思う。
『それ以上の事してるんだから気にしないでよ』
そう耳元で言い軽く首を噛んだらビクッとなる理佐。
明日はオフだからまだまだこれからだと言うのを理佐は気付いてるのかな?