欅坂、櫻坂

□心配
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〜苗字〜
マネージャーさんから連絡があった。
てちが足を怪我したらしい。
最年少なのにいろいろと頑張って甘えないから心配なんだよな。。
とりあえずはやく様子見に行こう。

『てち〜?入るよ!…足大丈夫?』

平手「あ、名前大丈夫だよ大したことないし」

『またそんなこと言って〜。たまには甘えなさい!てかご飯食べた?』

平手「食べてないけど…」

『よし!じゃあ作ってあげるから座ってて!』

平手「いや、いいよ。自分で出来る。」

『そこはありがとうって言うんだよ〜』

平手「…ありがと…」

てちはなんでも自分でしようとするからなぁ。ちょっとは甘えて欲しいな。

『よし、こんな出来た。てち!ご飯出来たよ〜!』

平手「うわぁ美味しそう!!」

『よし!食べさせてあげようじゃないか!(笑)』

平手「え、やだ。自分で食べれる。」

『まあまあ怪我してるんだからー!』

平手「いや、怪我してるの足だし。手は使える」

『いいからー!!はい!あーん!』

平手「え〜。んっ。おいしい…」

『おいし?…良かった〜!!』

それから色んな話をしてご飯を食べ終わっててちがお風呂に入ろうとしている。

『てち〜!一緒にお風呂入る?』

平手「いや、お風呂だけは絶対いや!!」

そんなに嫌がることかな。。まあほんとに嫌そうだったしお風呂一緒に入るのはやめとこう(笑)

『滑らないようにゆっくり入るんだよ!!』

平手「もう。お母さんみたい…(笑)」

『心配してるんだよ〜(笑)』

平手「いってくる〜。」

てちがお風呂に入っている間に食器を洗って洋服の洗濯もしておこう。
うん。これは治るまでてちの部屋に住もう。決定。

平手「あがった〜〜」

『ちゃんと温まった?足痛くない?』

平手「うん。温まったよ。そんな心配しなくても大丈夫。(笑)あ、洗濯してくれたんだ。ありがとう」

『いいよいいよ〜たまには頼ってよ。あ、髪の毛乾かしてあげるよ!』

平手「え、いやいい。」

『いいから座って座って』

平手「いいって言ってるのに〜。」

『あ、そうだ。てちの足治るまでお部屋にお邪魔するね。』

平手「私は嬉しいけど、名前は大丈夫?」

『うん。大丈夫だよ。逆に一緒にいなかったら心配でそっちの方がヤバいよ(笑)』

平手「本当にありがとう。」

『全然だよ。てちこそいつもメンバーのこと考えてくれてるしこっちこそありがとうだよ!』

平手「なんか、はずかしい…。」

『へへ…よし今日はもう寝るか!!一緒に寝ようね〜。』

平手「仕方ないから一緒に寝てあげる」

『なんだそれ(笑)おやすみ』

平手「おやすみ」

うちの最年少はほんとに大人っぽいなぁ。一人で抱え込まないで頼って欲しいな。

『…寝顔幼ないな。可愛い(笑) 』
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