欅坂、櫻坂
□初恋
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〜苗字〜
りさが転校してきてもう少しで6ヶ月くらい経つけど、ちょっとは意識してくれてるのかな。
夏休みもいつものメンバーで海行ったり花火したり楽しかったなぁ
志田「どーしたの?そんな難しい顔して靴下穴でも空いたの?」
『なんもねーよ。てかなんだよそれ笑靴下に穴あくって笑』
志田「結構ショックじゃん?気づいたら穴空いてる。って」
『はぁ。ほんとバカじゃん。てかさ、りさどこ行ったの?』
志田「さては、おぬしりっちゃんのことを考えておったな?」
織田「それはありえそうですなぁ。りさがいなくて気になってる顔してますなぁ。」
『織田いつからいたんだよ。2人ともうるさいなぁ。そりゃー気になるよ。好きなんだもん』
志田「きゃぁー!名前さらっとイケメン発言するねぇ〜」
織田「ほうほう。これをゆいぽんに言えば、イケメンと思われるのか…」
志田「りっちゃんね、今先輩に呼び出されたんだよ〜。あれはきっと告白だね。」
『ふーん。そっか。久々にさぼろーかな。屋上行くわ』
織田「まなかなに正直に言ってんの!絶対名前ショック受けてるよ!」
志田「ホントのこと言わないとあいつ行動しないでしょ〜。この恋愛マスターまなか様に任せとけっ」
織田「恋愛マスターってなんだよ笑」
あー。りさってモテるんだよなぁ。こんなうじうじしてちゃダメってわかってんのになかなか行動できない自分が情けない。。
やっぱもう12月だから屋上寒すぎる。。
『はぁ〜。』
理佐「なーにため息ついてるの〜。」
『うっわ!びっくりしたぁ…理佐どうしたの?』
理佐「どうしたのじゃないよ〜。なんでサボってるんですかぁ〜」
『たまにはいーじゃん。理佐こそ早く行かないと授業始まるぞ?』
理佐「んー。私もたまにはサボってみる。笑」
『じゃあこれ着てなよ。寒いでしょ』
理佐「え、でも私が来たら名前が寒くなるよ?」
『理佐に風邪ひかれるよりはましだよ笑どう?学校慣れた?』
理佐「うん。慣れたよ。初めて会った時のこと覚えてる?笑」
『あー覚えてる笑』
理佐「あの時ねちょっとだけ怖かったんだ〜。顔にアザがあってあんまり話さなかったから怖い人なのかな〜って思っちゃってた。だけど話してみたらすごくいい人だった!」
『たしかに。あの時はぜんっぜん話さなかったよな笑でも理佐と出会えてよかった。』
理佐「私も。」
いつ告白したらいいのかわかんないや。でも、今すごい伝えたいから伝えてもいいのかな。ダメだったら愛佳に慰めてもらお。
『あのさ…理佐のことが…』
ピコンッ
ピコンッ
『はぁ。誰だよ。』
志田(自習になったから教室に集合!屋上寒いっしょ?)
志田(早くこーい!!!)
『んだよ。理佐自習になったらしいから教室行こっか?』
理佐「…うん。」