長編 カカシ
□番外編 ヤマトの独り言
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僕が暗部を抜け、カカシ先輩の代役を務めることになった時、なつは初めて駄々をこねて自分も一緒に連れていってくれと言った。
はたけカカシに会いたいんじゃない、僕と一緒じゃないと落ち着かないんだってさ。僕のこと男として好きなの?って聞くと、ごめんなさい違いますとハッキリ言われた。アレは冗談で言った僕も少し恥ずかしかったな。
カカシ先輩を初めて見た時のなつの反応は凄く面白くて。
第一印象は?って聞くと、信じられないくらいカッコいいです、だって。
そりゃ男に言わせてもそうなるよね、カカシ先輩はカッコいい。
"でもそんなに穴があくほど見つめたら、流石に向こうも君の気持ちに気付いてしまうよ。"
そう告げたら衝撃を受けたようになつは後ずさり。自分の行動に気が付いてなかったんだね。恋は盲目とは良く言ったもんだ。