乃木坂リク

□生意気
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やっとテストが一通り終わりました。度重なるページ0ごめんなさい。原因不明すぎて焦ってました(笑)。コメントで教えてくださる方ほんとうにありがとうございます。受験…こわいですぃ







【齋藤side】





齋藤「真夏。」


秋元「なーにあすかー」


家にまできてお仕事ですか。キャプテン様は忙しいですか。

玲香が9月に卒業して数ヶ月…。新キャプテンとして真夏が就任したことは乃木坂の歴史にまた一つページがめくられた。


秋元「あともうちょいで終わるからまってよー」


真夏が片付けている紙を手に取り、目を通す。たくさんメモしてたくさんメンバーと連絡とって。写真集だしたらちゃんと読んでよかったーって伝えて…。どこまでやるのよ。ほんとお前は。


齋藤「いいからこっちむいて」


秋元「…ん?」


私のすこし怒った声にさすがにまずいと思ったのか体ごと私に向ける真夏。目の下のくま。疲れきった目。ねてねーなこれは。


齋藤「今日はもうおわりにしなさい」


秋元「ええー明日は撮影があって乃木中の収録でしょー…?今日逃したらまた徹夜に…」


徹夜…?



真夏がきまりが悪い顔をする。私の表情は一気に豹変する。



齋藤「おい。徹夜はしない約束でしょ?」


秋元「いや徹夜っていうか…」


言い訳しようとする真夏の頬を両手で挟む。さすがに怒ったぞこれは


齋藤「私と立てたキャプテンをやる上での約束あったよね?いってみ」


秋元「…徹夜はしないこと。抱え込まないこと。」


齋藤「…昨日は何時に寝たの」


秋元「…9時」


絶対嘘だ。嘘までつきやがったぞ


齋藤「真夏」


私は冷たい目で真夏を見つめる。嘘までつく悪い子にはこのぐらいの視線で大丈夫だ。






秋元「2時…半…?」


齋藤「…ねろ」


私に向かっている体に強引に引き寄せる。あまりにも強引にひいたので咄嗟に床に手をつく真夏。こんな小さな体に大きなものを背負わせている私たちはなんて愚か者なのだろう。見た目だけじゃつたわらないキャプテンのたいへんさ。



いとおしいこの体に背負わせたままなんて。せめて私といるときだけでもいいからそれをおろしてほしい




【秋元side】



久しぶりに感じる飛鳥の温もり。玲香がいなくなって自分がキャプテンになるときは不安と申し訳なさでいっぱいだった。四期生もはいっていまやとぶとりを落とす勢いの乃木坂を私がまとめあげるなんて…。玲香はポンコツだったんじゃない。ましてや演技でもない。本当に偉大だったんだ




にしても今日の飛鳥は機嫌が悪い。口が悪いこと。目付きも悪いこと。…すこし強引なこと。



彼女なりの心配のカタチなのかなーなんて思うけどたぶん認めないんだろうなー。だってそれが飛鳥だもん(笑)


約束を破ったことには反省するけど徹夜したことを悪く思ってはいない。だってそれで乃木坂が人気になるなら、多くの人に知ってもらえるなら…。18からこのグループと向き合って支えてもらった。自分も成長させてもらった。だからこそ尽くしたい。玲香の次とか関係なしに私は私で乃木坂を愛したい。


齋藤「今日はもう…ねよう?」


秋元「だーめ。まだ残ってる」


齋藤「約束やぶっといてなにをいいやがる」



やがるですってよ奥さん。アイドルじゃない齋藤飛鳥はここまで口が…アイドルでもそこそこだなうん。


齋藤「…心配してるってわかんねーのかバカ真夏。」


ん!?心配。飛鳥が!?まさか口に出していうとは思ってなかったよ


秋元「…うふふ。ありがとう」




飛鳥はこういうと絶対まげないからなー。んー


齋藤「んじゃわかった私も手伝う」


秋元「そうすると飛「そうしますからね。」



ほんとに強引だなぁ。そんなとこもすきだけどさ





ありがとうさん飛鳥さん




end


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