ほんだな
□恥ずかしい
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さくらside
今日は2期生だけの撮影の日。
楽屋はいつも以上にわちゃわちゃしてて楽しそうなんだけど、私はそんなことどうでもいいくらい、私が座ってる隣でずっと私の手を握ってにこにこしてるこの彼女にずっとドキドキしてる。
さくら『ねぇ、ここ楽屋だから、恥ずかしいんだけど、』小声
好花「ええやん!ここにいるのみんな2期生だし、うちらのことちゃんと知ってるじゃん。」
私の彼女のこのちゃんは、私よりちょっとだけ年上で、2期生の中でもしっかりしてるお姉さんみたいな感じ。
甘やかしてくれるのは嬉しいし、甘えてくるのもかわいいんだけど、みんながいる前だとやっぱり恥ずかしい。
好花「さくら〜ここ来て〜」
ってニコニコしながら膝の上をポンポンしてる。
さくら『ねぇ、無理、恥ずかしいよ、、』
鈴花「わー!好花とさくらがイチャイチャしてる!!!」
美穂「ほんとだー!!さくら顔真っ赤〜!!!」
好花「かわいいやろ?まぁ当たり前だけどね、うちの彼女やもん。」
だなんて、サラッと言っちゃうようなこのちゃんに、私のドキドキが止まる訳もなく。
「でもさくらが好花に好きってゆってるのみたことないよね。」
こんなつぶやきが私の耳に届いた。
確かにそうだ。誰がゆったかわかんないけど。でもみんなの前で言うのはやっぱり恥ずかしい。
好花「みんな、さくらがめっちゃかわいいのは分かるけど、うちの彼女なんだから手出さんでや〜。」
急にぎゅっと横から抱きしめられる。
そんなことされたら、心臓の音、聞こえちゃうよ。
さくら『ちょっ、このちゃん、自販機行こ、』
「ヒューヒュー!!」
「楽しんで〜!!」
なんて、からかいの声が聞こえたけど、とりあえずこのちゃんの手を引いて楽屋を出た。