リボーン
□-10ツナと守護者達-2
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リボーン「じゃ、頼んだぞ雲雀」
雲雀「あぁ、分かったよ。コレは、好きにして良いんだよね」
リボーン「あぁ」
翌日、髑髏により送り届けられたツナをリボーンが雲雀の居る並盛中の応接室へと連れてきた。雲雀との約束として、預かっている間はツナに何をしても良いこととなっている。
リボーンは雲雀がツナを嫌いでないことも、幼子になったツナに対して普段より好感を持っていることも気付いていた。コイツなら、預けている間ツナは安全だろう。俺は10年バズーカの修理状況を見てくるか。
骸と雲雀は普段、ツナにとって危険でありながら良い影響を与える力強く頼もしい守護者であるが、こういう時には子守としても優秀だな。まぁ、ツナ限定でランボは無理だろうがな。
雲雀「良いかい、沢田綱吉。君にはこれから僕の相手をしてもらう」
ツナ「はい」
雲雀「良い返事だ。ちなみに、泣いても誰も助けには来ないからね」
ツナ「は〜い」
意味など理解していないのだろうが、元気よく笑顔で返事をするツナに雲雀は口角を少し上げて満足そうな顔を見せた。