リボーン

□君は僕のもの-3
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雲雀「小動物、ちょっと来なよ」

昼休み、教室で山本武と忠犬の3人で昼食を食べている沢田を捕獲して何故最近は屋上に来ないのか理由を話させた。

綱吉「だって…俺の気持ちは迷惑だから…」
雲雀「ふ〜ん、僕に会いたくて来てたってこと」

沢田から僕に対する「好き」という、意味の分からない苛つく気持ちを拒否した。その気持ちが迷惑だと言われたからだと言われれば、苛つくことにその気持ちのためだけに僕に会いに来ていたという事になる。

綱吉「そうです…だから、こんな気持ちのまま貴方に会いには行けないですから…」
雲雀「へぇ。じゃあ、僕が君の事が好きで会いたいから来てって言えばまた屋上に来るの?」
綱吉「えっ…雲雀さん…俺のこと…」

屋上で沢田に会えるようにするためならば理由があるから「好き」って言葉を言う気になれる。
沢田が、面白いくらいに顔を赤くしてニヤついて喜んでいる。これなら、明日からはまた来るだろう。

予想通り、次の日からまた屋上へ来るようになった。
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