バレンタイン クリスマス小説 

□白い吐息はささやきのそばに
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あいつのところいって癒されろ。

幽助の言葉が、蔵馬の胸に落ちていた。

「で、も……」
扉を開けてすぐにベッドに沈んだ。
そのまま。シーツを手繰り寄せる。
もう目を閉じれば開くことがないくらい…眠りに誘われている。
11月から休みなく12時過ぎて帰ってきている。
飛影にも、会えていない…。

「飛影……」

あいた、い。

想い、蔵馬は瞳を閉じた。
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