Short novel

□五月の空、生誕の女王
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(こどもの日…ヒバリさんの誕生日…)

『ぷっ…クク…な、何か意外…でも似合ってるかも…』

肩を震わせつつ、必死に笑いを堪える。

『…あ、じゃあお祝いしないと…?』

リボーンがニッといつもの笑いを浮かべる。しかし、雲雀の性格を考えるとそんな事をしても喜ばないのでは…?綱吉は首を傾げる。

『つー訳で、明日ヒバリに誕生日プレゼント買ってこい。ボスたるもの、ちゃんとファミリーの誕生日は祝ってやらないとな』

『Σんな!?』

確かに雲雀の誕生日は祝いたい。しかし、綱吉も雲雀もマフィアになるつもりなど毛頭ないのだ。

『ちょ『行ってこい』

拳銃を向けてくるリボーンに、綱吉は大人しく従うしかなかった。
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