Long novel(10years later)
□第4話
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その鳥は空を自由に飛び回っていた。
浮雲の如き、何者にも囚われぬ様はまさに孤高。
舞い降りしは最強の翼。
「……久しぶりだな、並盛」
黒き翼が今帰還した。
《第4話》
並盛神社方面で閃光が空を迸る。その様子を綱吉とラルが伺っていた。
閃光の正体は、敵…電光のγの雷の炎だ。並盛神社には獄寺と山本が向かっていた筈…交戦状態にあるのは確実だった。
γはミルフィオ−レ六弔花の一人で、彼にやられた者は数知れず…獄寺達に確実に分が悪かった。
一刻も早く加勢したいが、こうも敵に街を徘徊されては神社に近づけず、迂回するしかない。焦りばかりが募っていく。
「どうし「問題ない」
聞き覚えのある声に、顔を上げ振り向くと、そこにはやはりソラがいた。
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