「また明日ねー!」
「バイバイ!」
そう言って友達と別れたのはついさっき。何時も通り大学の授業を受けて、友達と別れた後途中でスーパーで買い出しをして何時も通りの道を帰った。
そう全てが何時も通りだった。何も変わらないと思っていた。
「ただいまー」
家の扉を開けるまで。
〜神様のいたずら〜
「(はい…!?)」
ピシリッ!と効果音がつきそうなぐらい見事に私は固まってしまった。
だって目の前には知らない女性が立っているんだから。しかもかなり美人な人。
「(美少女だけど誰!?えっ、まさか、家間違った!?…いや!それはないでしょ!)」
今手に持ってる鍵で玄関開いたし!つまりここはうちだよね。ということはど、泥棒!?
「ねぇ」
「はっ、はいぃぃ!!」
ヤバい、声かけられた!どうしよう。私、今持ってる所持金いくらだったけ!?
「何時まで僕の事見てるの?」
神様のいたずら
出会った、出会ってしまった
これは運命?それとも宿命?