☆短編☆
□☆テスト勉強☆
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☆テスト勉強☆
「キラ、勉強教えて。」
「いいよ。どれ?」
「これなんだけど・・・。」
キラにノートを見せる。
「数学?」
「うん。」
「有紀、数学苦手だもんね?」
「数学って社会に必要なの?」
「先生は必要って言ってるけどね。」
「キラはどう思う?」
「僕は、必要ないんじゃないかなと思うけどね。」
「だよね?」
「うん。明日、テストだから勉強しないとね。」
「だから、キラ教えて。」
「うん。教えてあげるけど、もしも悪かったらもう教えないからね。」
「分かった。」
「じゃあ、やろうか?」
「うん。」
キラは有紀に勉強を教えた。
〜次の日〜
「有紀、テスト頑張ってね。」
「うん。キラも頑張ってね。」
「うん。」
〜テストの時間〜
(あっ!ここキラに教えてもらったとこだ。)
(有紀、大丈夫かな?)
50分後、テスト終了。
「有紀、テストできた?」
「まあまあかな。でも、キラが教えてくれたとこ出たから、そこは解けたよ。ありがとう☆」
「そんなことないよ。有紀が頑張ったからだよ。結果は明日だね?」
「うん。ドキドキする。」
「有紀なら大丈夫だよ。」
「そうかな?」
「そうだよ。」
〜次の日〜
「テストを返すぞ。有紀。」
「はい。」
「有紀頑張ったな。」
「はい。」
〜放課後〜
「有紀、テストの結果どうだった?」
「97点だったよ。」
「よかったね。」
「うん。キラのおかげだよ。」
「違うよ。自分の実力だよ。」
「で、キラは何点だったの?」
「僕は、100点だったよ。」
「すごいね。」
「有紀、97点だったから、何か奢ってあげるよ。」
「ホント?」
「うん。何がいい?」
「えっと、ケーキがいいかな。」
「じゃあ、ケーキ屋に行こうか?」
「うん☆」
有紀とキラはケーキ屋に向かった。
〜ケーキ屋〜
「有紀、何たべる?」
「チョコレートケーキ☆」
「分かった。すみません、チョコレートケーキ2つください。」
「分かりました。どうぞ。」
二人は店を出て、キラの家に着いた。
「有紀、ケーキ食べる?」
「うん。」
「おいしい?」
「うん☆」
30分後・・・。
「私、もう帰るね。」
「うん。バイバイ。」
「バイバイ☆」
有紀は家に帰っていった。
(終わり)