☆短編☆

□☆泣かないで僕がそばにいるから☆
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☆泣かないで僕がそばにいるから☆

有紀は、キラの恋人。
キラのことが好きというファンがいっぱいいた。
有紀は、毎日のように痣や傷が絶えなかった。
有紀が毎日、痣や傷が出来ているのかというとキラのファンの子たちが有紀をいじめているから。
有紀がファンの子たちにいじめられていることをキラは知らない。
有紀はキラに、ファンの子たちにいじめられてるということを話さないから。
もしも、キラにこの事を言ったら迷惑がかかるからだと思っている。

今日も有紀はいじめられてた。

「有紀さん、ちょっとこっちに来てくれるかしら。」
「・・・はい。」

有紀は、キラのファンの子たちに呼び出されて屋上に向かった。

〜屋上〜

「あなた、まだキラの傍にいるのね?」
「もうキラがあなたのことを好きなわけないわ。」
「・・・そんなことないもん。キラは、私のことが好きだもん。」
「それは嘘ね。」
「キラはあなたなんか見てないわ。」
「もう、キラと別れてくれないかしら?」
「嫌だ!!」
「別れないなら・・・・・・分かってるわね?」
「・・・・・・。」
「こうなるのよ。」

有紀は、キラのファンの子たちに蹴られたり殴られたりされていた。

〜30分後〜

「もうこんなことを二度とされたくなかったら、キラと別れることね。」

キラのファンの子たちは帰っていった。

一人になった有紀は泣いていた。

キラと別れたくなんかない。
でも、いじめられるのもイヤ。
もうどうすればいいんだろう。
キラに迷惑かけるわけにもいかないし・・・。
やっぱりキラと別れた方がいいのかな?

有紀は泣きながら悩んでた。
そこへキラがやって来た。

「有紀?」

キラは、有紀の様子がおかしいので有紀の側まで走った。

「有紀、どうしたの?何で泣いてるの?」
「・・・・・・。」
「僕に言えないこと?」

キラは有紀の手足の痣や傷を見て驚いた。

「有紀、これどうしたの?何があったの?」
「転けちゃって(笑)」
「転けてこんなに痣や傷はできないよ。」
「・・・・・・。」
「有紀、本当のことを言って。そんなに僕のことが信用できないの?」
「・・・・・・。」
「僕は、有紀の彼氏なんだよ。隠し事はしないで。」
「・・・わかった。」

有紀はキラに今までのことを話した。

「有紀どうして今までのことを僕に話さなかったの?」
「キラに迷惑かけたくなかったから。」
「何でも言ってよね。僕は有紀のためなら何でもするから。」
「・・・うん。」
「僕はずっと有紀の側にいるから。」
「うん。」

有紀はキラに抱きついた。
キラは有紀の背中を優しく叩いてあげた。
有紀は安心したのかキラの胸の中で泣いていた。

「これからも僕が有紀を守ってあげるからね。」
「ありがとう///」

(終わり)

〜おまけ〜

キラは、有紀をいじめてた子たちのところへ向かった。

「君たちが僕の有紀をいじめてたんだね?」
「あの子が悪いのよ。私たちのキラを取るから。」
「僕は君たちのものじゃないよ。僕は有紀のものだから。(黒笑)」
「・・・・・・(汗)」
「もう有紀をいじめないでね。(黒笑)次、いじめたらわかってるね?(黒笑)」
「・・・は・・・はい(汗)」

もう有紀をいじめる子はいなくなった。
有紀はなぜいじめがなくなったのか気になった。

(終わり)

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