ガンダムSEEDシリーズ

□*風邪の治し方*
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アスランが珍しく風邪を引いた。


「アスラン大丈夫?」
タオルを濡らし、アスランの額にのせながら言う僕。
「大…丈夫だ…これくらい…」
と、明らかに苦しそうに言うアスラン。
強がるアスランにため息をつき、何か言ってやろうとした時、ピピピと体温計が鳴ったので止めた。

「39度…」
余りの高熱に驚いた。
これで大丈夫なんて言うアスランはバカだと、本気で思った。
「アスラン。今日は大人しく寝て…って」
うわっ!?と情けない声を出して、僕はベッドに倒れた。
「ちょっとアスラン!何すんだよ!」
ベッドに倒した張本人に抗議する僕。
「何ってナニだよ。汗かくと治るってよく言うし」
そう言って顔を近づけるアスラン。
キスされるっ、そう思い目を瞑ったが、唇は重ならなかった。
不思議に思い目を開けると、うーうー唸っているアスランの顔が横にあった。

「アスラン!」
慌ててアスランを退かし、ベッドに寝かしつける僕。
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