コードギアス
□秘密のデート
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「ルルーシュ、とりあえずこれ着て」
と手渡されたのは女子の制服。
なぜこんなことになったのかと言うと…。
話を遡ること数分前。
「んん…」
目が覚め、隣で寝ていたスザクを起こさないよう、静かにベッドを出たところから始まる。
寝ぼけ眼で衣服を探したが見つからない。
何故だ？と思い、くまなく探したが裸だった為寒くなり、仕方なくスザクを起こした。
「おいスザク。起きろ」
「んー…何ルルーシュ？」
「俺の服がどこにあるか知らないか？」
「ルルーシュの服？…あぁ洗ったよ」
洗った？
スザクの発言にビックリした俺は、しばらく唖然としたが、気を取り直し、抗議した。
「洗ったって…。あれ一着しか無いんだぞ!？わざわざ部屋に取りに行けと言うのか？」
自分の部屋ならまだしも、ここはスザクの部屋。
俺の服はない。
「落ち着きなよルルーシュ。僕の貸すから」
そう言って、クローゼットを開けるスザク。
良かった…。
と安心した俺だが…。